南国へ

おはようございます、関沢です。

今日の東京はとてもいい天気なので、こんな日にしたいことを想像力を振り絞り書いてみようと思います。

 

場所は沖縄の小さな小さな島。島民は200人いるかどうかのその島の海水浴場には、人もまばらで江ノ島などの湘南の海とは大違いです。ポツポツと点在するパラソルの下にはリクライニングシート、寄せては返す透明な海水が、白い砂の色をグラデーションのように変化させる様を見ているだけで数時間は過ごせます。

 

が目的地はそこではなく、あえて裏スポットを目指します。そこは海水浴場を山一つ超えたプライベートビーチで、そこには忘れ去られたようなミニチュアサイズの砂浜と海が隠れています。

 

開放的な海水浴場もいいのですが、せっかくなら小さくても自分だけの空間も楽しみたいと贅沢な考えを持ったこと、そして冒険の末に宝物を見つけたような興奮と、人気のない場所に足を踏み入れる不安が入り混じった子供のように純粋な好奇心を抱えていざ砂浜へ。

 

なんとその砂浜にはヤシの木で簡易的に作られた小さなバーカウンターが存在します。よく観察するとカウンターにはお酒が並べられ、中には真っ黒に日焼けした若者が1人。

 

「あの、ここは何のお酒が注文できますか?」
「はい、ビールもカクテルもテキーラも何でも注文できますよ」
日常のどこにでもある居酒屋で交わす会話にも関わらず、店員と自分、目の前にはヤシの木のカウンターと砂と海のみ、少し場所を変えただけのたった一言二言のやり取りで、すでに心の中はとてつもない感動で満たされています。

 

お酒を飲むのはあとにしよう、なぜならせっかく目の前に海が広がっているのに酔って浮かれて溺れてしまう事態だけは回避したいから。ゴーグルとシュノーケルを着用し、いざ海へ。

 

浅い。透き通る海水を眺めたとき以上に、実際に海に足を入れサンダル越しに伝わってくる感覚と、膝から太股にかけて寄せては返す波の波動がよりリアルに伝わります。気温はおそらく35度を軽く超えているはず、ここは南国沖縄なので。ただその水の感覚があまりに気持ち良く、じゃぶじゃぶと海をまっすぐ進んで行く。

 

ちょうど30歩ほど進んだ先でピタッと足が止まり、全身に水の冷たさとは異なる寒気を味わいます。30歩の距離までは膝から太股の水深が、31歩目からは約15mになります。このあまりの落差、いきなり過ぎて心の準備も整う前に見下ろした先に道はなく、「怖い」という感情に一瞬支配されます。

 

ただ、そんな感情も時間が過ぎれば問題無し。すいすいと平泳ぎをしてシュノーケリングをしながら見える光景はこんな感じです。極彩色の魚と珊瑚礁とウニのようなものやウミウシのようなもの、海の中はまるで遊園地のようなにぎやかさ。水は15m下まで透き通り、光はどこまでも海底を照らす光の柱になり、静かな波に漂いながら飽きるまでその光景を眺めます。

 

気が済んだら陸に戻ろうと思います。バーカウンターは相変わらず店員さんが1人暇そうにしているだけ。
「注文いいですか?」
「どうぞ」
「南国っぽくてアルコールがそこまで高くないお酒注文できますか?」
「はい、じゃあ作りますね」
出てくるお酒はこれでもかというくらいゴージャスに、パイナップルやらオレンジやらハイビスカスが散りばめられた賑やかなカクテル。お礼を言って砂浜に寝転がりサラサラな白い砂が体についても気に留めず、目の前の白と透明とキラキラ反射する光の揺れを目を閉じたり開いたり意味もなく眺めたり。南国カクテルを飲みながら過ごす時間。

 

 

こんな過ごし方ができたらいいなと考えた日曜の昼間。これはあくまで願望で実現できるかはまた別のお話です笑

 

本日も良い1日をお過ごしください。失礼します。