大人の発達障害②

こんにちは、関沢です。

今回は大人の発達障害の2回目を書いていきます。

前回は「発達障害の定義」について書いていきましたが、今回は「発達障害を持つ人との向き合い方」について書いていきます。

 

誰もが発達障害の特性を持っていると捉えること

ミスをする、思いつきで行動する、軽はずみな発言で相手を怒らせる、忘れ物をする、こういった経験が今まで一度もない方はまずいないはずです。医学的に発達障害と認められる場合は、その頻度の高さが問題となります。年に一度忘れ物をする人と、三日に一度忘れ物をする人であれば後者がその対象と考えられます。ただその線引きは極めて困難であり、時代によっても大きく変わっていくものではありますが、発達障害とは誰もが持っている特性でありただその頻度が高いもの、という捉え方が大切だと考えています。

容易に発達障害と決めつけてはいけない

いくつか症状が当てはまるからといって「あの人は発達障害だ」と容易に決めつけることは避ける必要があります。理由としては、実際は本人の問題というより、職場環境、人間関係のトラブルが原因で社会生活に支障をきたしている場合もあります。そういった意味で、軽率な判断はより大きなトラブルに結びつく可能性もあるため、行うべきではないと考えています。

育った環境や本人のせいではないと捉えること

発達障害に関して、まだ原因が解明されていない部分が実際はほとんどのようです。現時点では脳の中枢神経系になんらかの問題が起こっていると考える説も存在するようですが、はっきりとした原因がつかめていない以上、その原因を本人や家族、環境のせいにするべきでないと考えます。本人、周囲、その環境を責めるのではなく、どうしたらお互いがより良い生活を送れるかを考える方がはるかに重要だと捉えています。

 

以上3点、発達障害を持つ人との「向き合い方」について書きました。少なくてもこういった向き合い方をすることで、今まで理解できなかった人の行動や発言が認識でき、結果違った関わり方を持つことができればそれはとても大きなステップだと感じました。

 

またそういった捉え方を周囲が行うことによって、発達障害から発生する二次障害、鬱病やパニック障害、その他精神障害を防ぐきっかけにもなると考えています。

 

最後に、個人的には医師による診断自体も極めて慎重に取り組む必要があると感じています。その診断が本人の特性をつかみ、本人と周囲の人にとってのより良い社会生活に結びつけることは、簡単な診断で実現できるとは考えにくいと感じました。

 

次回は「発達障害を持つ当事者にできること」を書いていきたいと思います。

 

本日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。失礼します。