接近-回避の葛藤③「梅雨と秋雨」

 

こんばんは、しがです。

毎年、9月よりも梅雨の方が圧倒的に降水量は多いイメージですが、

最近の気象、梅雨以上に雨が降っているように感じます。

多く降ろうが少なく降ろうが、雨は好きです。

雨の音を聞くと落ち着いたり、夏の夕立ちの後のコンクリートの匂いが良かったり、

雨を理由に堂々と部屋にひきこもれたり等、挙げたらキリがありません。

 

降水量の多い梅雨と9月の雨、同じ雨のよく降る時期でも、その雨をとりまく環境はぜんぜん違います。

2つの雨の時期をこれまで受けた印象で比較して、雨の中でもどちらの時期の雨が自分にとってより好ましいかを考えてみました。

ちなみに、西日本の日本海側での生活が長いです。

①梅雨

趣がある:梅雨入り・明けの発表があり、梅雨という5番目の季節があるように感じられ、暑い夏に向けて、準備期間のような丁度良いクッションになる。雨の日の森を歩くと、緑の匂いがより強くなり、植物の元気な姿を見ると、気持ちが生き生きする(特にコケの色と匂い)。

趣がない:夏まじかの雨、ジメジメしていて、肌にまとわりつく湿気と汗が不快です。

②秋雨

趣がある:まだ暑さが残る9月に雨が降ると、その後、気温が下がる。その時のヒンヤリとした空気が秋の気配を感じさせて、気候的に丁度良い。

趣がない:台風のときは節操なくとことん雨が降る。梅雨のような入りと明けがなく、季節の境界がボンヤリしている。台風を除いて、雨よりも曇りが多いため、雨季としてはインパクトに欠ける。

③服装

趣がある:秋雨。少し肌寒くなってくるので、着れる服のバリエーションが増えて、組み合わせを楽しめる。

趣がない:梅雨。湿気でジメジメしていて、Tシャツと短パンがベストです。とても、シンプル。

④雨の歌

今のところ、梅雨と秋雨、甲乙つけがたいので、雨の日によく聴く曲で勝負をつけたいと思います。

1960年代のギリシャのバンド「アフロディテス・チャイルド」の「rain and tears(雨と涙)」という曲です。

これは、台湾の映画「百年恋歌」(侯孝賢 2006公開)の第一部で流れる、とても素晴らしい曲です。

歌詞を見ても、外国産なので、日本独特の季語のようなものは出てきません。

なので、この歌からはどの季節を歌っているのかは、解明することはできませんが…

秋のシトシト降る雨と台風の大雨が、頬を伝う強弱のある涙のようであり、

メロディーから、どことなく秋の哀愁のようなものを感じられるので、

秋の雨の日に聴くほうがしっくりきます。

夏に向けて季節的に盛り上がる梅雨の時期の曲ではないと判断しました。人によって解釈は異なるとは思いますが。

 

梅雨と秋雨を比較するための材料はまだまだ他にもあるでしょう。

現段階では、

日々の過ごしやすさ、季節感、好きな音楽を重視して、秋の雨の方が好ましいという結論にいたりました。

秋雨を選んだからには、好きな音楽を聴いて、好きな服を着て、残り少ない9月の雨を、しっかりと楽しみながら、過ごそうと思います。