ある居酒屋での出来事

こんばんは、関沢です。

今日は先日行ったある居酒屋での出来事を書いてみます。

 

そのお店は古い提灯がぶら下がり、外から見える店先では焼き鳥を焼き、カウンターとテーブルはあるもののとても狭い店内で、高齢のご夫婦が営業する小さな小さなお店。

 

その日の店内は常連さんらしき方が4人ほど、それぞれ別々に来たようですが顔なじみらしく盛り上がっているところに、1人僕が入っていきます。何度か行っているお店なのでご夫婦に軽く挨拶し、一番奥のテーブルに着席しました。

 

ビールを飲みつつ、焼き鳥、チョリソーなどを食べていると、常連さんが話している内容が聞こえてきました。そのとき一番話していたのは70代後半くらいの男性(Aさんとします)

 

Aさん「俺が小さい頃はな、銭湯は13円で入れたんだよ」
みなさん「そんな安いの!?いくら何でも安すぎでしょ!」
Aさん「本当!都電と一緒!しかも入るだけじゃなく、小さい子供も預かってくれてね。子供の面倒をみんなで見る時代だったんだよな」
みなさん「それおもしろいですね、今もそんなやり取りあったら助かるのになあ」
お店の奥さん「私が昔住んでたアパートは家賃13000円でお風呂なしだったんだよね、なので毎日銭湯行って。遅い時間に行くとね、湯船のお湯を抜かれちゃうの!せっかく入りたいのに困ってねえ。」
みなさん「そんな安いとこ住んでたの?それにお湯抜くならお客入れなきゃいいのにね笑」
お店の奥さん「今やったら問題だよ!笑」
Aさん「昔は銭湯行って湯船に浸からないと1日終わらなかったな。今でも仲間に会いたくなったら銭湯行くんだよ、だいたいいるからな」

 

何気ない常連さんの会話、奥さんとのやり取り、それを聞いているだけでなんだかとても心が落ち着きました。

 

その原因を考えてみると
・お客さん、お店のご主人、奥さん含めそのお店の誰もが楽しんでいたこと
・お客さんはただお酒を飲みたいのではなく、会話を楽しみたくて来ていること

・銭湯の良さを改めて教えてもらった気がしたこと
・僕が生まれるずっと前のとても人情味溢れる話が聞けたこと

 

またノーベルライフも
「会話を楽しみたくて電話した」
「◯◯さんと話すのが楽しみでかけた」
と思ってもらえたら、それ以上に嬉しいことはありません。

 

1人居酒屋で、とても楽しそうに話す方々を見て思ったのはそんなことでした。

 

その後もう一組ご夫婦で来られた常連さんが、焼酎に漬けた渋柿を差し入れで持ち込み、その一つをありがたく頂いて食べてみたところ、ものすごく甘く、口の中でふわっと広がる懐かしさにも似た余韻を残しました。

 

本日のブログは以上です。良い週末をお過ごしください☆

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